支部員の声
なみはや支部員の声を聞き、まとめてみました。
(男性)
私と東洋はり医学会、脉診流経絡治療との出会いは10年前、鍼灸学校に通っていたころのこと。
「あはきを生業としていくイメージを全く持てずに不安を感じていた頃に、現技術顧問の坂本信雄先生に出会いました。
病苦に苦しむ多くの患者さんを実際に治せる脉診流経絡治療という鍼灸術があること、東洋はり医学会で学べばしっかりと技術を身に着けて自分自身の生活も楽にしていけることを話していただきました。この時から、鍼灸で生きていくなら経絡治療の道しかないと思うようになりました。
そして免許を取得して3年半で鍼灸院を開院しました。経絡治療の知識も技術もまだまだ初歩段階のころでしたから、よくやっていたなと思います。
ただ勉強をし続けていれば必ず一流の鍼灸治療家になれるという信念だけは持っていました。
今年で開院して丸5年を迎えますが、その信念は今も変わらず持ち続けています。日々、鍼灸治療で患者さんにかかわっていけるのは、適宜ご指導して見守ってくださるお二人の顧問先生方、一緒に勉強して励まして勇気づけてもらえる支部の皆さんがいるおかげだと思っています。
和やかで温かな支部の皆さんには、いつも感謝の思いでいっぱいです。
(男性)
私がこの会に入ったきっかけは鍼灸師として仕事をする上での限界を見越してでの事でした。
毎年世間に鍼灸院が開業しては潰れ、また同じく毎年晴眼者、障がい者含めて新しく鍼灸師が誕生している飽和状態の状況をみて、学校や職場で学んだ鍼の技術だけでは周りも同じ事ができる為生き残れないと感じ、以前より興味のあった伝統的な東洋医学を基礎とし、発展を続けている鍼灸技術を学べるこの会に入会しました。
入会して学んでいくうちに、この鍼の知識の奥深さとどれだけ修練を重ねても終わりのない程の高みがある技術を痛感しております。
(男性)
変な話ですが、盲学校時代、鍼が恐かった。
寸6の2番鍼を押手一杯、腰に刺す。突然に全身に走る電気的な響き。受けることも、刺すことも。いつも怖くてビクビクしてました。
卒業後、盲学校の先生の紹介でなみはや支部に参加することになりました。初めて経験する経絡治療は、盲学校時代の鍼とは全く違うものでした。
盲学校の座学で習った東洋医学概論の内容の施術がここにありました。一本の鍼で、一つのお灸で、脈や肌がその場で変化していきます。気は体表を廻っているので気の調整をする鍼の刺入深度は1、2mm程度。内臓疾患への治効も、経絡治療なら合点がいきました。
微妙な変化を捉えての診断や治療は、とても奥の深い世界です。今は、その奥の深い世界に魅され、この先に広がる治療の可能性に思いをめぐらせているところです。
(女性)
私は鍼灸師免許を取得してすぐに往診専門で開業しました。
届け出をして鍼と灸さえあれば独立出来るので他の業種に比べると開業のハードルは低いと思います。その反面、患者さんを相手にするので精神的ハードルがとても高いです。
私が免許取得後すぐに行動を起こせたのは東洋はり医学会のなみはや支部があったからです。治療についてのアドバイスはもちろん経営の事など助言をたくさんいただきました。
この道何十年となる経験豊かな先輩方がいらっしゃる事はとても心強いです。月一回行われている支部例会では毎回勉強になる事柄を持ち帰ります。
ひとりで勉強を続けていくのは難しくその範囲も狭くなりがちです。複数人での勉強の方がずっと広く深く学べます。
お互いに刺激し合いこの道で食べて行くんだという思いで通っています。
(女性)
月に一度の例会では普段の自分では出せない成果がでて、またやる気が湧きます。きっと笑顔あり笑いあり集中力も発揮する支部員の"良い気"のおかげですね。頑張れます。
(女性)
・なみはや支部に入って良かったこと
先生を始め、支部員の皆さんがとても優しく、楽しい雰囲気で学べています。
患者様で、運動器疾患ではない症状を訴えられた場合に、試みる術があるのというのは本当に本当に有難いです。
(女性)
私は、盲学校のあん摩科を卒業後、はり科に入学するタイミングで入会しました。 なので、わかる言葉もありましたが、ほとんど意味不明のスタートでした。
そんな私でも、皆さん暖かく受け入れて下さり、学校の授業とは違う感覚や考え方など、貴重な技を教わることができました。お陰様で、卒業してすぐのお仕事でも、わからないなりにチャレンジすることができ、壁にぶち当たった時には、顧問の先生方や仲間たちに、気軽に相談できるという強みの下、4年たった、今もチャレンジし続けています!!
(男性)
私は、東洋はり医学会なみはや支部に入会して鍼灸師としての自分に自信が持てるようになりました。
入会のきっかけは、自分の鍼灸治療にマンネリを感じ「何か新しい技術を導入したい」と模索していた時、ホームページで脉診流経絡治療を大阪市で学べることを知り、軽い気持ちで聴講からスタートしました。
「手から手への技術指導」はリアルにすぐ使える技術を学ぶことができ、それまでWebやDVDを参考にしていた私には目からウロコのわかりやすさでした。
テキストもしっかりしたものがあり、基本から応用まで系統つけてしっかり学ぶことができました。また、古典を学ぶ際には東洋はり医学会にある豊富な資料を利用できたり、最新のメソッドを学びたい時は数ある本の中から適したものを紹介していただけたりすることは大きなメリットでした。
少しやらしい話ですが、本会の特徴である「片方刺しによる相剋調整」は使用する経穴の数が少なく、鍼の購入費用が今までの3分の1になりました。
「てい鍼・円鍼・ざん鍼」も使いますので、痛くない優しい鍼灸治療が可能になり、今まで鍼灸を敬遠していた患者様が鍼灸治療のリピーターになっていただけることがとても増えました。
入会して数年になりますが、私にとって東洋はり医学会なみはや支部は治療技術の向上の場であり、治療院経営が成功するための大きなファクターであり、志を共にする仲間が集う欠かせないコミュニティーになっています。
近々、経営している鍼灸治療院を「脉診流経絡治療専門院」にリニューアルを準備中です。当会には脉診流経絡治療家として既に成功されている先生が大勢おられますので今から楽しみです!
(男性)
学生時代から、鍼灸を続けていく意欲に繋がっています。
独特の穏やかな雰囲気のなかで、じっくり教わることができます。